インターネットが普及して人気急上昇中なのが「ネットギャンブル」です。
ネット経由で稼ぐことのできるサービスとして日本人プレイヤーも多く、新しい会社もどんどん参入しています。
そこで今回は、このネットギャンブルについてまとめてみました。
ネットギャンブルとは何なのか、どのようなネットギャンブルがあるのかなど分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもネットギャンブルって何?
まずは、ネットギャンブルとは一体何なのかを知っていきましょう。
難しく考えなくても大丈夫ですので、一緒にゆっくり理解していきましょう。
ネットギャンブルとはネットで賭けができるサイト
ネットギャンブルとは、その名称を見て分かると思いますが「ネットを経由してギャンブルを楽しむ」というサービスです。
ゲーム内のお金を賭けるのではなく、実際に法定通貨を賭けるため勝てばお金が増えますし、負ければお金は減ってしまいます。
有名なサービスだと「オンラインカジノ」などで、日本でも多くのプレイヤーが在籍しています。
パソコンだけでなくスマホやタブレットなどでもプレイできるため、ネット環境さえあればどこでも遊ぶことが可能です。
ギャンブルということで未成年は遊ぶことができませんが、成人でしっかりと本人確認さえ完了してしまえば誰でもプレイすることができます。
ネットギャンブルはすごい勢いで人気が出始めており、これからも多くのサービスが生まれると言われているくらいです。
人気の秘密は手軽さと還元率の高さ
ネットギャンブルの人気が上がっている最大の理由は、やはり「還元率」の高さでしょう。
還元率とは、そのギャンブルにおいて運営元がどのくらいプレイヤーに還元するかの比率のことで、ネットギャンブルは他のギャンブルと比較して還元率が高くなっています。
日本で有名なギャンブルと言えば「競馬」や「パチンコ」などですが、こちらの還元率は70%~80%ほどです。
1,000円賭けたら700円~800円ほど返ってくるように設定されています。
一方のネットギャンブルは還元率95%以上と頭一つ抜け出しています。
オンラインカジノなどは遊ぶカジノゲームによって100%を超えるものまであるのです。
しかし、ネットギャンブルの還元率が高いと言われても「違法なことをしてるのでは…」と思うかもしれません。
安心してください。ネットギャンブルの還元率の高さにはしっかりとした理由があります。
それが、「人件費や土地代などがいらないため、その分をプレイヤーに還元できる」からなのです。
ネットギャンブルで稼いだ分は課税対象
意外と勘違いしている人も多いですが、ネットギャンブルで発生した賞金は「課税対象」です。
そのまま放置しておくと脱税と言われることもあります。
ここで注意してほしいのが、「競馬やパチンコも同じギャンブルなのに税金を払ったことがないからネットギャンブルも払わなくて良い」という思い込みです。
ネットギャンブルの賞金は銀行へ振り込まれるため税務署も利益があったことが分かります。
つまり、言い逃れができないため税金を納付しないと脱税になってしまうのです。
ネットギャンブルって日本で違法じゃないの?
日本ではギャンブルが禁止されています。そのため、ネットギャンブルも違法だと感じるかもしれません。
厳密に言うと、ネットギャンブルは「グレーゾーン」です。
なぜならネットギャンブルに関する法律が制定されていないこと、ネットギャンブルの運営は海外が行っていること、ネットギャンブルを自分の家でプレイしていることなどから違法には当たらないと言われています。
もちろん日本が運営しているネットギャンブルをプレイしたり、ネカフェのような場所でネットギャンブルを提供しているお店で遊ぶと違法になってしまうので注意が必要です。
このような違法行為に足を踏み入れないためにも、まずはそのネットギャンブルがどこで運営されているのかを確認しましょう。
そして、そのサービスが「運営ライセンス」を取得しているかを確認するのです。
オンラインカジノを含むネットギャンブルは、運営していくために国や政府が発行したライセンスを取得する必要があります。
ライセンスにも取得難易度がありますが、とりあえず取得している時点である程度の安全性は確保できるでしょう。
それに加えて、第三者機関の認証を受けているかも確認すべきです。
このように、日本においてネットギャンブルは違法ではないが合法でもないといった感じです。
ネットギャンブルを紹介
ここからは、ネットギャンブルの種類をいくつか紹介していきます。
細かくすると数も膨大になってしまいますので、メインとなっている以下の3つをメインに取り上げていきましょう。
- オンラインカジノ
- ブックメーカー(スポーツベッティング)
- オンライン麻雀
オンラインカジノ
ネットギャンブルの代表とも言えるのが「オンラインカジノ」です。
オンカジやネットカジノと呼ばれることもあります。その名の通り、ネット経由でカジノを楽しむことができるサービスで、パソコンなどのデバイスとネット環境さえあればどこでもプレイすることが可能です。
ネットを経由するとは言ってもランドカジノのような臨場感を味わえますし、実際にお金を賭けるため緊張感も味わえることができます。
そんなオンラインカジノの特徴は以下のようになっています。
サイトが豊富
オンラインカジノは多くの会社が参入しているネットギャンブルです。
日本でも目にすることの多い「ベラジョンカジノ」などもそうですね。
会社によって提供するサービスが違い、導入しているカジノゲームも違えば還元率も違いますし、ボーナスの内容やサポート体制もまったく異なります。
そのため、どれだけお得なオンラインカジノを選べるか、自分のプレイスタイルに合ったオンラインカジノを選べるかが重要になるのです。
ゲームも豊富
カジノの定番とも言える「バカラ」や「ブラックジャック」「ルーレット」などはもちろんのこと、映像や音楽を楽しめる「ビデオスロット」などもあります。
ビデオゲームのような感覚でも遊べますが、サイトによってはディーラーとリアルタイムで直接対決をする「ライブカジノ」なども用意されています。
本場のカジノでプレイしているような臨場感と緊張感が味わえると人気です。
オンラインカジノプレイヤーの7割がライブカジノをプレイしていることからもそれが分かります。
ボーナスを利用してお得に遊べる
ネットギャンブル全般に言えることなのですが、登録時や初めての入金時に「ボーナス」を受け取れることが多いです。
とくにオンラインカジノはボーナスに力を入れており、ほとんどのサイトで何かしらのボーナスが用意されています。
その中でも登録するだけでボーナスチップやスピンがもらえる「入金不要ボーナス」や、入金に応じてボーナスが付与される「(初回)入金ボーナス」が人気です。
登録するだけで数万円分のチップがもらえることもあり、それだけで大きな勝負をすることができます。
もちろんもらったボーナスをそのまま出金することはできません。
それだとオンラインカジノ側が運営できなくなってしまうからです。
チップに対して出金条件が付与されており、その条件分賭ける必要があります。
20倍や30倍が多いですが、それでも無料で大金を稼げるチャンスがあるので活用しない手はありません。
ただし、利用できるゲームなどは指定されていることも多く、自分の遊びたいゲームで使うことができないこともあるので事前に確認しておきましょう。
サービスの充実度が高い
ネットギャンブルと聞くと不安…という人もいるでしょう。しかし、オンラインカジノはしっかりと人間によるサポートを行っています。最近では日本語に対応したサイトも非常に多く、問い合わせ相手も日本人であることも多いです。
問い合わせ時間も遅い時間まで対応していますので、何かトラブルがあっても問題なく対処してくれるでしょう。
それに加えて、利用者の入金額に応じてランクが上がる「VIPサービス」などを提供しているサイトもあり、専属マネージャーがつくこともあります。
こういったサービスの充実度が今のオンラインカジノ人気を支えているのです。
ブックメーカー(スポーツベッティング)
ブックメーカーとは、世界中で開催されているスポーツの試合の勝敗を予想して賭ける「スポーツベッティングサービス」のことです。
意外と思われるかもしれませんが、明日の天気を当てたり次期大統領を当てたりってのも賭けの対象になります。
そんなブックメーカーの特徴は以下のようになります。
ネットギャンブルとしてはまだ少ない
ブックメーカーは店舗で行うことが基本だったため、ネットギャンブルとしてはまだ数の少ないサービスとなっています。
賭け対象は多いですが、どのスポーツ、どのジャンルを取り扱っているかは結構バラバラです。
これから増えていく可能性は十分に考えられます。
初心者でも簡単に遊べる
ブックメーカーで重要なのは知識や経験ではなく、そのチームの勝率や選手のことを知っておくことです。
何月が勝率が高いのか、どの編成の日が強いのか、そのチームと戦うと勝ちやすいのかを徹底的に調べる必要があります。
しかし、スポーツが好きであれば試合を楽しみながら賭けもできますし、特別難しいルールもないのでネットギャンブル初心者でも簡単に遊ぶことができます。
賭けることを目的としているブックメーカーですが、サイトによっては試合を無料配信していることもあります。
そのため、賭ける気がなくてもスポーツ観戦目的で利用することも可能です。
日本語サポートが少し不安
オンラインカジノは日本語サポートが充実していますが、ブックメーカーはそこまで普及していないのが現実です。
日本語表記は増えていますが、問い合わせに対して日本語で返ってくることは余りありません。
老舗のブックメーカーサイトであれば日本語対応もしてくれるため、今後の発展に期待したいところです。
オンライン麻雀
日本でも人気の競技「麻雀」もネットギャンブルとして楽しむことができます。
イメージとしては、普通のネット麻雀と同じです。ただ、賭けるのがゲーム内通貨ではなく現金となります。
そんなオンライン麻雀には以下のような特徴があります。
家で気軽に麻雀ができる
イメージは普通のネット麻雀と書いた通り、対応しているデバイスとネット環境さえあればどこでも賭け麻雀を楽しむことができます。卓を囲む人数を集める必要もなく、相手の顔も見えないため気軽に遊べると人気です。
通常の麻雀では勝てないけどオンライン麻雀だと勝てるという人もいるでしょう。
オンライン麻雀とオンライン賭け麻雀は違う
ネットで楽しめるオンライン麻雀ですが、そのほとんどがお金のやり取りが発生しない普通のオンライン麻雀です。
そのため、ネットギャンブルのオンライン麻雀と思って登録したら普通のオンライン麻雀だったということは珍しくありません。
賭けができるオンライン麻雀自体は多くありませんので、自分に合ったサイトを吟味する必要があります。
おすすめの選び方はプレイヤー数
賭けができるオンライン麻雀を見つけたとしても、登録する前に「プレイヤー数」を比較してみましょう。
プレイヤー数が多ければ多いほど安全性が高いということが分かりますが、それと同時に時間を待たずにメンバーが集まるサイトだということが分かります。
とくに初心者はプレイヤー数を意識して探すことをおすすめしたいです。
もちろん賭けを行わない練習モードもあるため、時間つぶしの一興として利用してみるのも良いでしょう。
レートも自分で選べる
麻雀は知識と経験が必要なゲームです。そのため、初心者が経験者が戦うと大負けしてしまう可能性が高いです。
それなのにレートの高い卓で遊んでしまうと、1回の負けなのにとんでもない金額が消えてしまう可能性もあります。
まずは、自分の実力に合ったレートを選んで遊び、実力がついてきてから高レートに挑んでみましょう。
注意点
ここまでネットギャンブルの良さなどを解説してきましたが、注意すべき点も多いのがネットギャンブルです。
- 高額を失う可能性がある
- ギャンブル依存症の可能性
- 入出金トラブル
ネットギャンブルは賭ける金額が大きくなりがちです。
日本における競馬やパチンコとは比べ物にならないくらいの賞金を手にできる反面、それだけ大負けするリスクもあります。
軍資金の管理はしっかりとしなくてはいけません。
それに加えて、ネットギャンブルのやり取りは基本的にすべてネットを通じて行います。
入金や出金もネットを通じて行いますので、ちょっとした入力ミスなどでトラブルに発展することも珍しくありません。
そして一番の問題とも言えるのが「ギャンブル依存症」です。
日本でも依存症は大きな問題となっており、カジノ法案の大きな壁になっています。
依存症の怖いところは、自分が依存症になっていると気付かないところです。
ネットギャンブルの緊張感を味合わないと眠れない、負けを一気に取り返したい、手を出してはいけないお金に手を出すなどの症状が出たら依存症です。
依存症は簡単には治りません。まずは依存症にならないために自制心を鍛えること、もし依存症の症状が出始めたら専門家に相談するなど早めの対策が必要です。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります
- ネットギャンブルとは、ネット経由で行うギャンブルのこと
- ネットギャンブルは還元率が高くて稼ぎやすいので日本でも人気
- ネットギャンブルの中でもおすすめはオンラインカジノ
- ネットギャンブル自体に違法性はない
- ギャンブル依存症などのリスクもあるため自制心を鍛える必要がある
ネットギャンブルは気軽に遊べるサービスです。
とくにオンラインカジノは高い人気を誇り、日本人プレイヤーも多く存在しています。
しかし、それだけリスクもある業界であることも覚えておかなくてはいけません。
まずは自分に合ったギャンブルを選ぶこと、そして自分の資産に合った賭け方をすることから初めてみましょう。