マーチンゲール法

ハイリスク・ハイリターンな「マーチンゲール法」をオンラインカジノ攻略法として解説

マーチンゲール法は、カジノの攻略法の中で最も有名なものの一つと言われています。

方法は非常にシンプルで初心者でもすぐに使えますが、ハイリスク・ハイリターンな賭け方のため注意も必要です。

マーチンゲール法は、カジノ以外にも、投資やギャンブルの世界でも使用され、FXや株式投資、競馬や競艇が代表的な例と言えます。

そんなマーチンゲール法を、初心者でも適切に使えるようわかりやすく解説していきます。

目次

「理論上は必ず勝つ攻略法」とは

マーチンゲール法は、勝てるまで倍額をベットしてゲームを続けるため、理論上は必ず勝てるとまで言われています。

1回の勝ちですべての損失を回収できるという大きなメリットもあります。

ただし、詳しくはメリット・デメリットの部分で紹介しますが、勝つまで倍額をベットし続けるための充分な軍資金がないと成立しないため注意が必要です。

バカラやルーレットには有効だがブラックジャックには無効

カジノの攻略法としてよく紹介される、ウィナーズ法やモンテカルロ法、それにバーネット法などは

  • バカラ
  • ルーレット
  • ブラックジャック

で使用されます。

しかし、マーチンゲール法は「バカラ」と「ルーレット」には有効ですが、「ブラックジャック」には無効であることを覚えておいてください。

「バカラ」と「ルーレット」は「独立事象のゲーム」と言われます。

「独立事象のゲーム」とは、1回のゲームの勝率が必ず50%であり、前のゲームの影響が全く受けないゲームを指します。

「ブラックジャック」の場合は、前のゲームで出たカードによって勝ち負けの確率が変わります。

マーチンゲール法は50%の勝率が前提のため、マーチンゲール法をブラックジャックに使用するような失敗は絶対にないようにしましょう。

マーチンゲール法の3つのメリット

マーチンゲール法のメリットは以下の3つです。

  • 1回の勝利ですべての損失を回収できる
  • 使い方も計算も簡単で初心者でもすぐに使える
  • 賭け金が大きくなり刺激的なゲームを楽しめる

各メリットを詳しく見ていきましょう。

1回の勝利ですべての損失を回収できる

マーチンゲール法では、前回のベット額の倍を賭けるため、一度でも勝てばそれまでどれだけ損失が出ていても回収できます。

また、勝率も五分五分のため、それまでに蓄積した損失を一度に回収しようとマーチンゲール法を使う人が多いのです。

マーチンゲール法は負けを取り戻すための一発逆転の方法と言えるでしょう。

使い方も計算も簡単で初心者でもすぐに使える

マーチンゲール法は、使い方が非常にシンプルなため初心者でもすぐに使えるやり方と言えます。

負けた場合に、前回ベットした額の倍の額を賭けるだけのため、複雑な計算は必要ありません。

ウィナーズ法やモンテカルロ法は記録のために紙とペンが必要だったり、少し計算をする必要などありますが、そういった手間がないこともメリットと言えるでしょう。

賭け金が大きくなり刺激的なゲームを楽しめる

何連敗か重ねるとだんだんとベットする額が大きくなるため、ゲームがかなり刺激的になってきます。

また、1回の勝ちで損失がなくなるため、勝ちに期待する気持ちも膨らみ、勝ったときの喜びも大きいと言えるでしょう。

もちろん、自分の軍資金を無視したり、無理にお金を使って破産などということになれば、ゲーム自体楽しめなくなるため注意が必要です。

しかし、カジノやゲームの緊張感を味わうという意味ではマーチンゲール法は良い方法と言えます。

マーチンゲール法の3つのデメリット

反対に、マーチンゲール法のデメリットは以下の3つです。

  • 損切りのタイミングがわかりづらく損失が大きくなりやすい
  • 利益は出ない
  • 軍資金のない人は使えない

各デメリットを詳しく見ていきましょう。

損切りのタイミングがわかりづらく損失が大きくなりやすい

マーチンゲール法は1回の勝利ですべての損失を回収できるため、損切りのタイミングがわからなくなり、損失が大きくなりやすいです。

損切りのタイミングを誤ると、最悪の場合、破産もあり得ます。

マーチンゲール法はバカラやルーレットなど勝率が五分五分のゲームで使いますが、1点張りし続けても連敗することはあります。

海外のカジノの事例で、ルーレットで25回以上も同じ色が出続けたことがあります。

極端に低い確率ではありますが、同じ結果が何度も続くことはあり得ます。

ちなみに「1」からベットして倍額賭け続けた場合は以下の表のようになります。

ゲーム回数 ベット額
(マーチンゲール法)
1 1
2 2
3 4
4 8
5 16
10 512
15 16,384
20 524,288

表を見るといかにベット額が膨れ上がるかがよくわかります。

  • 5回目のベット額は16ドル、日本円で約1,700円
  • 10回目のベット額は512ドル、日本円で約54,000円
  • 15回目のベット額は16,384ドル、日本円で約173万円
  • 20回目のベット額は524,288ドル、日本円で約5,500万円

10回、20回と連続で負ける確率はかなり低いですが、あり得ないことではないため、損切りのルールを明確に決めて守ることが大切です。

利益は出ない

マーチンゲール法は利益が出る方法ではありません。

どれだけベッド額が大きくなって勝利しても、それまでの損失と合わせると、利益は必ず「1」になります。

例①)5回目で勝利した場合

4回目までの累計損失額:(-1)+(-2)+(-4)+(-8)=-15ドル

5回目のベット額:16ドル

16(5回目のベット額)-15(4回目までの累計損失額)=1ドル

例②)14回目で勝利した場合

13回目までの累計損失額:(-1)+(-2)+(-4)+(-8)+(-16)+(-32)+(-64)+(-128)+(-256)+(-512)+(-1,024)+(-2,048)+(-4,096)=-8,191

14回目のベット額:8192ドル

8,192(14回目のベット額)-8,191(13回目までの累計損失額)=1ドル

マーチンゲール法とよく比較されるカジノ攻略法にココモ法があります。

ココモ法も一度の勝ちで損失をすべて取り戻せますが、ココモ法の場合は連敗が続くほど最終的な利益も大きくなります。

利益が出るという点が、マーチンゲール法との違いです。

ただし、ココモ法はモンテカルロ法と同じく、勝率が33%で3倍配当のゲームで使うカジノ攻略法です。

そのため、マーチンゲール法と比較すると勝率は低くなり連敗の可能性は高まります。

軍資金のない人は使えない

マーチンゲール法は連敗するほどベット額が大きくなるため、軍資金を充分に用意する必要があります。

マーチンゲール法は勝つまで賭け続ける方法のため、軍資金がないと損失を抱えたまま、すぐにゲームを辞めざるを得ないためおすすめできません。

資金のない人にはバーネット法がおすすめです。

ローリスク・ミドルリターンのバーネット法は賭け金を「1,3,2,6」と上げていくため、連勝すると利益を出せます。

また、負けても最大の損失が「6」のため、長くカジノを楽しみたい人におすすめの攻略法です。

損失回収に特化した攻略法比較

マーチンゲール法のように、損失を回収することに特化したカジノの攻略法は他にもあります。

攻略法によって、リスクや負け分を取り戻すスピードなどが異なるため、自分の状況や資金の余裕などによって使い分けることが大切です。

今回比較する攻略法は、マーチンゲール法とは対極と言える、ローリスクで着実に損失を回収できる「ウィナーズ法」です。

マーチンゲール法と異なり、資金に余裕のない人でも使えて、リスクを抑えながら損失を回収できます。

マーチンゲール法とウィナーズ法を比較した表は以下の通りです。

マーチンゲール法 ウィナーズ法
メリット
1回の勝利ですべての損失を
回収できる
少ないリスクで損失を回収できる
メリット
使い方も計算も簡単で初心者でもすぐに使える 賭け金が大きくなりにくいため
冷静にプレイできる
メリット
賭け金が大きくなり刺激的な
ゲームを楽しめる
軍資金が少なくても長くゲームを
楽しめる
デメリット
損切りのタイミングが
わかりづらく
損失が大きくなりやすい
損切りのタイミングが
見極めづらい
デメリット
利益は出ない 続けて負けると損失を取り戻しづらい
デメリット
軍資金のない人は使えない 軍資金のない人は使えない
リスク 高(ベットする額が膨らみ損失が大きくなる可能性が高い) 低(ベットする額が膨らみづらい)
損失回収の
スピード
早(1勝するだけですべての損失を回収できる) 遅(徐々に損失を回収する攻略法のため負け分を取り戻すには時間がかかる)

損失回収という点では、リスクや回収するスピードに違いがありますが、他にもゲームの楽しみ方の違いも大きいと言えます。

マーチンゲール法は、賭け金が大きくなるハイリスク・ハイリターンのゲームになりやすいため刺激を味わえます。

一方のウィナーズ法は、賭け金が大きくなりづらいため、軍資金が少ない人も長くゲームを楽しめます。

自分がどのようなゲームをしたいのかを考えて攻略法を選ぶこともおすすめです。

手堅く利益を出す攻略方法

マーチンゲール法がハイリスク・ハイリターンと知った人の中は「自分には合わない」と思われた方もいるかもしれません。

そこで、手堅く利益を出す攻略方法として知られる「バーネット法」と「31システム法」を合わせて紹介します。

以下は、バーネット法と31システム法の比較表です。

バーネット法 31システム法
メリット
連勝時に利益が増える 2連勝すると利益を出せる
メリット
連敗の損失も小さく長くゲームを楽しめる 資金管理がしやすく長くゲームを楽しめる
メリット
初心者でも簡単に覚えて使える 初心者もカジノ好きも楽しめる
デメリット
勝ち負けが交互のときに
損失が出やすい
損失分を取り戻すのが難しい
デメリット
長くプレイしないと
利益を出しづらい
利益を出すのに時間がかかる
デメリット
大きな賭け金で刺激を求める人
には向かない
ルールに慣れる必要がある
リスク 小(1回のゲームでの
最大の賭け金が6ドル)
小(1回のゲームでの
最大の賭け金が8ドル)
攻略法を使う
簡単さ
簡単 少し複雑

バーネット法も31システム法も賭け金が小さくリスクが抑えられていますが、そのため利益を出すには長時間プレイする必要があります。

異なる点としては、「カジノ好きも楽しめるか」と「攻略法を使う簡単さ」です。

「カジノ好きも楽しめるか」については、31システム法の場合は、賭け金を上げることができ、大きなお金のかかった刺激的なゲームを味わえます。

しかし、バーネット法の場合は賭け金の最大が6ドルのため、人によっては刺激が足りないと感じることでしょう。

ただし、バーネット法は非常に簡単な攻略法であり、カジノを始めたばかりの人でも簡単に使えるというメリットがあります。

その点、31システム法は紙とペンで記録する必要があり、ルールも少し複雑なため慣れるのに時間が必要です。

マーチンゲール法と比べるとローリスク・ローリターンの方法にはなりますが、それでも攻略法を複数知ることで、よりカジノを楽しめます。

まとめ

マーチンゲール法は、シンプルで初心者でも使いやすく、どれだけ損失を抱えても1回の勝ちで取り戻せる魅力的な方法です。

もちろん、マーチンゲール法も完璧ではなく、負けるたびにベットする額を倍増させるため、資金がショートするのも早いです。

また、損失も大きくなりやすいため注意な方法です。

ハイリスク・ハイリターンの代表とも言えるカジノ攻略方法であるマーチンゲール法を使う際は、まず損切りのルールを明確にしましょう。

損切りのルールは自身の資金をもとに設定します。

そして、マーチンゲール法を使う際に何よりも大切なことは、決めたルールを守り抜いてゲームをすることです。

「マーチンゲール法なら1回勝てば取り戻せるから…」と自分で決めた損切りのルールを無視してズルズルとゲームを続けることだけはやめましょう。

マーチンゲール法のメリット

  • 1回の勝利ですべての損失を回収できる
  • 使い方も計算も簡単で初心者でもすぐに使える
  • 賭け金が大きくなり刺激的なゲームを楽しめる

マーチンゲール法のデメリット

  • 損切りのタイミングがわかりづらく損失が大きくなりやすい
  • 利益は出ない
  • 軍資金のない人は使えない
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