カジノの定番ゲームである『ポーカー』。
このポーカーの中でも特に人気がある種類なのがテキサスホールデムポーカーです。
テキサスホールデムポーカーは、カード交換を行わず、対戦相手と共通のカードを利用するので、確率などの運よりも心理戦・頭脳戦の要素が大きいゲームです。
そこで今回はテキサスホールデムポーカーについて解説します。
テキサスホールデムポーカーの基本ルールだけでなく攻略法も詳しく紹介するので参考にしてみてください。
テキサスホールデムポーカーとは?
まずはテキサスホールデムポーカーを攻略するためにも、どのようなゲームか見ていきましょう。
ドローポーカーとの違い
「ポーカー」には、大きく分けて2種類あります。
一つはドローポーカー、もう一つが今回紹介するテキサスホールデムポーカーです。
ポーカーをイメージしたとき、山札からカードを引いて交換し役を作って勝負するものであれば、それは「ドローポーカー」です。
テキサスホールデムポーカーは、ドローポーカーと違ってカード交換は行いません。
テキサスホールデムポーカーの場合は始めにカードが2枚配られ、プレイヤー同士が共通で利用する5枚のコミュニティカードの合計7枚から5枚を選んで勝負をします。
心理戦の要素が強いゲーム
5枚のコミュニティカードは表向きで置かれるため、もし自分が有利であれば、相手のプレイヤーも有利である可能性が高いといえるでしょう。
そのため、テキサスホールデムポーカーを攻略するためには賭け方や勝負の出方などを考える「心理戦」の要素が強いゲームです。
攻略するためにはゲームの流れとルールを把握して、相手の様子を伺って勝負に出るかどうかを決めましょう。
テキサスホールデムポーカーの基本ルールと遊び方
テキサスホールデムポーカーを攻略するためには、基本的なルールを把握しておくようにしましょう。
ここからは、攻略するために必要なテキサスホールデムポーカーの基本ルールや用語を解説します。
対戦相手・プレイ人数
カジノのゲームの中には対戦相手がディーラーであることもありますが、テキサスホールデムポーカーの対戦相手はプレイヤー同士です。
プレイヤーに配られる手札の数が2枚だけのルールなので、対戦相手は多く2人~10人まで参加できます。
また、ポーカーではワイルドカードとしてジョーカーを使う場合もありますが、テキサスホールデムポーカーの場合は基本的にジョーカー2枚以外の52枚でゲームを行います。
テキサスホールデムポーカーは、1ゲームは4ラウンドに分かれていて最終的にゲームに下りず残ったプレイヤーの手札をオープンし、役が強い方が勝ちます。
テキサスホールデムポーカーのポジション
テキサスホールデムポーカーではどのポジションに座るかも重要なルールです。
ゲームは基本的に時計回りに進みますが、このポジションのルールによってゲームの展開や攻略方法は大きく影響を受けます。
このポジションは大きく分けて「ディーラーボタン」「ライブブラインド」「アーリーポジション」「ミドルポジション」「レイトポジション」の5つあります。
ディーラーボタン
ディーラーボタンとは、ポジションを決める基準になるポジションです。
アクションをする後半のポジションなのでゲームを比較的有利に進めやすいです。
ゲームを始める前に、まずこのディーラーボタンのポジションを決めます。
ディーラーボタンのポジションが決まると自動的に次のようにポジションが決まります。
ディーラーボタンの左隣から「スモールブラインド(SB)」→「ビッグブラインド(BB)」→「アーリーポジション」です。
ライブブラインド
ライブブラインドは「スモールブラインド(SB)」と「ビッグブラインド(BB)」のことです。
スモールブラインドは、ディーラーボタンの左隣のプレイヤーで、あらかじめ決められた金額をベットしなければなりません。
スモールブラインドのさらに左隣がビッグブラインドです。
ビッグブラインドも強制的にベットする必要があり、金額はスモールブラインドの2倍です。
最初に強制ベットする必要がありますが、ラウンドの一番最後に判断できます。
アーリーポジション
アーリーポジションはラウンドの序盤でアクションをするポジションのことです。
その中でも特に一番最初のアーリーポジションはアンダー・ザ・ガンと呼ばれ、スモールブラインドとビッグブラインドの2人の左隣に位置し、2人がベットした後、最初にアクションを起こすプレイヤーです。
一番最初に勝負するかどうか決める必要があるため、比較的不利なポジションといえるでしょう。
レイトポジション
ラウンドの後半にアクションを起こすポジションのことです。
最大3名までで、人数が増えるときはレイトポジションからになります。
ミドルポジション
ミドルポジションは各ラウンドの中盤にアクションするポジションのことで、最大3名までです。
人数が増えるときは、レイトポジション→ミドルポジション→アーリーポジションという順番に増えていきます。
テキサスホールデムポーカーで使うアクション
テキサスホールデムポーカーでは、自分の手札を変えることができないルールのため、「役を作る」ということよりも、対戦相手のアクションから相手の手札の状況を読むことの方が攻略のポイントです。
テキサスホールデムポーカーの場合、実際に使える7枚のカードの内、5枚のカードは対戦相手と共通で利用するため、自分のカードの強さは相手と差が開くことはあまりありません。
相手のアクションを見極めていけば攻略できる確率も高くなりやすいでしょう。
攻略するためにも、テキサスホールデムポーカーで使うアクションを紹介します。
フォールド
フォールドはゲームを降りることです。今まで賭けた金額は全額失ってしまいます。
コール
コールは自分以前のプレイヤーと同額の金額をベットすることです。
チェック
チェックは何もせずにパスすることですが、ラウンドの状況によってはチェックすることはできないので要注意です。基本的には第1ラウンドの「プリフロップ・ラウンド」でパスすることはできません。
レイズ
レイズは他のプレイヤーのベット額以上の金額を上乗せして賭けることです。
リレイズ
リレイズは他のプレイヤーのレイズ額以上の金額を上乗せして賭けることです。
オールイン
オールインは、そのプレイヤーがテーブルに置いている全てのチップをベットすることです。
次のラウンドに進むためには、全員のベット金額が同じである必要があるので、相手を追い込み勝負をさせないために使います。
また、相手がレイズしてベット金額が高くなり、手元のチップではベット金額に届かない場合は、オールインすることで勝負に参加することができます。
攻略するための基本の流れ
テキサスホールデムポーカーを攻略するためにも、どのようなルール・流れなのか見ていきましょう。
席に着く
テキサスホールデムポーカーでは席順が攻略の重要なポイントになるので、トラブルがないように選びましょう。特に友人などとテキサスホールデムポーカーを実施するときは、不公平がないように決めることが大切です。
ポジションを決める
テキサスホールデムポーカーの場合、ジャンケンやコイントスなどを行って、ポジションを決めます。先程のように、ディーラーボタンを決めれば他のポジションが自動的に決定します。
強制ベット
スモールブラインドとビッグブラインドのプレイヤーが強制ベットを行います。
カードが配られる
強制ベットが行われるとホールカードが2枚配られます。その2枚のカードが配られ、内容を確認したらアクションを行うラウンドが始まります。
第1ラウンド:プリフロップラウンド
1周目のラウンドは「プリフロップラウンド」と呼ばれ、コミュニティカードはなくホールカードだけでアクションを決めます。このラウンドではパスすることはできません。
第2ラウンド:フロップラウンド
プリフロップラウンドが終わると、コミュニティカードが3枚表示されます。全員が同じベット金額になったとき、フロップラウンドは終了です。
第3ラウンド:ターンラウンド
コミュニティカードが1枚追加され、合計4枚の状態でアクションを決めます。
第4ラウンド:リバーラウンド
コミュニティカードに最後の1枚が追加され、最後のラウンドが始まります。
ショーダウン
全てのラウンドが終了したとき、残っているプレイヤーで勝負を行い最も強かったプレイヤーが勝者になります。
攻略するために必要な役の強さ一覧
テキサスホールデムポーカーは、ドローポーカーと同じように役があり強さが分かれています。この役の強さと組み合わせを覚えておけば、相手の手札を読んだり、コミュニティカードの中から最適な組み合わせを考えることができます。
また、テキサスホールデムポーカーの役はコミュニティカードの内容によって攻略法は大きく異なります。例えば、確率は低いですがコミュニティカードの中に同じ数字が4枚ある場合は、全員のプレイヤーが4カードになってしまいます。
コミュニティカードの残りの1枚のカードよりも手札のカードの方が弱ければ、必然的に勝負を降りるしかないでしょう。ここからはテキサスホールデムポーカーを攻略するために、役の組み合わせについて弱い順から紹介します。
ハイカード
ハイカードは役ができなかったときのことを指します。通称「ブタ」と呼ばれ、数字が大きい方が強く、「A」が最強で「2」が最弱になります。
このカードの強さは、役が同じだったときにも使われます。
ワンペア
名前の通り、同じ数字の2枚のペアが1つあることです。
ツーペア
名前の通り、ワンペアが2つあることです。
スリーカード
海外のカジノではスリー・オブ・ア・カインドと呼ばれ、3枚同じ数字のカードがあることです。
ストレート
ストレートは5枚の数字が連続することです。
ただし、下限は「2」で上限は「A」になるため、『J・Q・K・A・2』という組み合わせはできません。
フラッシュ
フラッシュはカードのマーク(スート)が5枚同じ組み合わせのことです。ここから揃う確率はかなり低くなっていきます。
フルハウス
フルハウスは3カードとワンペアの組み合わせのことです。
フォーカード
海外のカジノではフォー・オブ・ア・カインドと呼ばれ、4枚同じ数字のカードがあることです。
ストレートフラッシュ
ストレートとフラッシュの組み合わせで、連続する5枚のカードが全部同じマークの組み合わせです。
ロイヤルストレートフラッシュ
ストレートフラッシュのうち、『10・J・Q・K・A』の組み合わせのことです。
テキサスホールデムポーカーの攻略法
テキサスホールデムポーカーを攻略する上で重要なことはいくつかあります。このポイントを押さえておけばテキサスホールデムポーカーを攻略しやすくなるでしょう。
ここからはテキサスホールデムポーカーの攻略法を紹介します。
相手のアクションで手札を予想する
テキサスホールデムポーカーは、基本的に手札の強さによってアクションは変わってきます。例えば、手札に自信がないときには勝負から降りるか様子を見るためのパス、自分以前の人と同じベット金額にするコールを選択するでしょう。
反対に自信があるときは、レイズで賭け金を多くしていきます。ラウンドを重ねることにコミュニティカードの枚数は増えていくので、誰がどのようなアクションをしたか覚えておくことで手札を予想しやすくなり、攻略しやすくなります。
相手の裏をかく
テキサスホールデムポーカーというゲームを攻略するために、心理的な要素が重視されるのは、相手の裏をかくことができるからです。
例えば、本当は弱いカードしか持っていないのに、レイズをしていれば周囲のプレイヤーからは自信があるように見えるでしょう。このような態度なども戦略の1つです。
強気にレイズし、周囲のプレイヤーが全員勝負を降りれば弱い手札でも勝つことができます。リスクは大きいですがスタンダードな必勝法・攻略法です。
勝利条件を把握しておく
テキサスホールデムポーカーで重要なことは「手持ちの資金がなくなったプレイヤーが負け」であることです。例えば、10回勝負して8勝2敗でも、その2敗で手持ちの資金がなくなってしまえば負けなのです。
つまり、頑張って全勝する必要はないので、勝てる勝負をしっかり勝つようにすることが、テキサスホールデムポーカーを攻略するときには大切です。自分の手持ちの資金と戦略を考えながらゲームを進めることも攻略には必要です。
攻略を実践!おすすめのオンラインカジノは?
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まとめ
テキサスホールデムポーカーは対戦相手と共通のカードを使うので、確率などの運だけでなく心理戦や頭脳戦の要素が大きいゲームです。特に相手の顔が見えるゲームであれば、駆け引きなどもできるので、勝負は白熱しやすいでしょう。
ゲームを攻略する時は各役が揃う確率や自分の手札に良いカードが来る確率なども頭に入れておくことが大切です。
テキサスホールデムポーカーの基本ルールや攻略法を押さえて、勝てる勝負はしっかり勝てるようにゲームを進めていきましょう。