オンラインカジノでは、効率よく稼ぐために攻略法や必勝法と呼ばれるものがあります。
利益を大きく伸ばすものもあれば、コツコツ増やすもの、損失回収が得意なものまで豊富です。
今回解説する「2in1法」は損失回収に特化しており、手順自体はシンプルですので、オンラインカジノ初心者からでも実践していくことができる攻略法となっています。
2in1法とは
2in1法とは、カジノが盛んなマカオや欧州などで使われる攻略法の一つです。
オンラインカジノを含めギャンブルで効率よく利益を出すには、「大勝ちするよりも、いかに損失を少なくするか」が重要になります。
たとえ5万ドル勝ったとしても、次に日に10万ドル負けてしまっては意味がありません。2in1法は勝ったときの利益を大きくするような攻略法ではなく、損失を回収することに特化した攻略法となっています。
そのため、2in1法を使った場合と他の攻略法を使った場合では利益も違いますし、損失も違ってきます。
2in1法を使っても利益は出ませんが、損失を回収できるため総合的に見たら負けにくい攻略法と言えるでしょう。
ローリスクローリターンな攻略法となっていますので、どちらかと言えばオンラインカジノ初心者向けの攻略法と言えます。上級者になれば、他の攻略法と併用することもできるでしょう。
2in1法の特徴
では、2in1法にはどのような特徴があるのか簡単に見ていきましょう。
- モンテカルロ法を改良したものが2in1法
- 使えるカジノゲームは2倍配当のゲーム
モンテカルロ法を改良したものが2in1法
2in1法の基となったのは、同じ攻略法である「モンテカルロ法」です。
モンテカルロ法を改良したのが2in1法であり、次ゲームにいくら賭けることで損失の回収ができるのか把握することができます。
そのため、モンテカルロ法を覚えている人であれば違和感なく2in1法に入っていくことができるでしょう。
モンテカルロ法との大きな違いは、利用していく上で仕様する数列の扱いです。
モンテカルロ法では両端2つの数字を削除していきますが、2in1法では両端1つの数字のみを削除してゲームを続けていきます。
モンテカルロ法を簡単にしたのが2in1法とも言えるでしょう。自分がどっちに合っているのか、資金などと相談しながら決めることをおすすめします。
使えるカジノゲームは2倍配当のゲーム
2in1法が使用できるのは、勝率50%(1/2)の2倍配当が用意されているゲームです。そのため、以下の3つのゲームで2in1法は使えます。
バカラ
「プレイヤー」が勝つか「バンカー」が勝つかを予想するゲームです。
初心者からでも始めやすく、上級者になれば攻略法を使いながら効率よく稼いでいくこともできます。どのオンラインカジノにもありますので、迷ったらバカラを選ぶと良いでしょう。
ブラックジャック
ブラックジャックは、プレイヤーとディーラーとの1対1の対戦となります。
そのため、自分が勝てば配当が貰えるゲームです。残ってるカードによって勝率に差はありますが、配当は基本2倍なので2in1法を使うことができます。
ルーレット
ルーレットには複数の賭け方がありますが、2倍配当は以下の3種類があります。
赤・黒賭け【赤と黒どちらのポケットに入るかを賭ける】
奇数・偶数賭け【奇数と偶数どちらのポケットに入るかを賭ける】
ハイロー賭け【ハイ(19~36)とロー(1~18)どちらのポケットに入るかを賭ける】
2in1法の使い方・賭け方
ここからは、2in1法の具体的な使い方や賭け方を解説していきます。2in1法はメモが必須になりますので、メモ用紙とペンを用意してから実践していきましょう。
①2連敗するまでは普通にゲームをこなす
2in1法が使えるのは「2連敗」してからです。そのため、連勝していたり勝ち負けが交互に続いている場合は基本的に使えません。
②メモ用紙に賭け金を2つ書く
1ゲーム目、2ゲーム目で利用した賭け金をメモします。数列として扱いますので、「〇・〇」のように横並びにすると分かりやすいです。
③左端と右端に書いてある数字を足して賭ける
1ゲーム目、2ゲーム目で連敗した場合、3ゲーム目で数列の数字を足した金額を賭け金としてベットします。
例えば、賭け金がどちらも1ドルだった場合、「1・1」となるため足して「2」ドルを賭けてゲームに挑むイメージです。
④負けた場合
もし負けた場合、そのゲームの賭け金を数列に加えます。先ほどの例ですと、「1・1・2」という数列になります。
⑤左端と右端に書いてある数字を足して賭ける
③と同じように、左側と右端の数字を足した金額をベットします。ここでは3ドルを賭けるようになります。
⑥負け続ける限り④~⑤を繰り返す
連敗が続く限り、数列に数字を追加し、両端を足した金額をベットしていく流れは続いていきます。
⑦勝った場合は両端の数字を削除する
では、もし勝った場合は数列をどのようにするのか。負けた場合とは違い、両端の数字を「削除」します。
例えば、「1・1・2・3」となっていた状態で勝利した場合、「1」と「3」を削除して「1・2」という数列が残り、次のゲームでは3ドル賭けて勝負を続行します。
⑧最終的に数列がなくなれば終了
ゲームに勝利して両端の数字を削除していった結果、数列が完全になくなれば2in1法は終了になります。
しかし、数字が残り1個になるパターンも出てきます。その場合は、残った数字をベットして勝利すれば2in1法は終了となります。
2in1法の基本的な流れはこのようになります。勝ちと負けで数字を追加したり削除したりしますので、基本的にはメモを残しておいた方が確実です。
もしオンラインカジノに慣れている人であれば、頭の中の記憶だけでやれるかもしれませんが、初心者は必ずメモを取ってミスのないように2in1法を実践していきましょう。
メリット・デメリット
では、2in1法にはどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
2in1法のメリット
まずはメリットからです。
- 負け越しても損失を回収できる
- テーブルリミットを超えにくい
- コツコツと利益を積み重ねることができる
負け越しても損失を回収できる
2in1法の大きなメリットとしては、仮に1勝2敗と負け越したとしても損失を回収できる点です。
2in1法が使えるゲームは2倍配当であり、勝率は約50%となります。そのため、勝敗が半々だと何も変わらないと思うかもしれません。
しかし、実際は1勝2敗で回収されるのです。例えば、賭け金が1ドルだったとします。
その状態で2連敗してしまいました。数列は「1・1」となるため2ドルベットします。
この状態だと、0勝2敗で1ドル1ドル2ドルの合計4ドルの損失になっています。しかし、2ドルで2倍配当のゲームに勝てば4ドル返ってきます。
つまり、1勝2敗で負け越しているのに損失は0ドルになっているのです。勝率50%のゲームで負け越しても大丈夫というのは精神的にも大きなアドバンテージになります。
2in1法は利益こそ生み出せませんが、リスクを抑えて損失を回収できることが分かります。
テーブルリミットを超えにくい
2in1法は、基本的な賭け金を大きく設定しないかぎり賭け金が大きく膨らむこともありません。
マーチンゲール法のように賭け金が倍になっていくことがないからです。もちろん、負け続ければ基本賭け金が1ドルだったとしても10ドルを超すこともあります。
しかし、テーブルリミットに到達するような賭け金になるまで負けることはほとんどありません。このように、賭け金の上昇率が緩やかなのも2in1法の良い点です。
資金が少なくても実践できるのも嬉しいと言えます。
コツコツと利益を積み重ねることができる
2in1法は、理論上損することのない攻略法です。
勝率50%のゲームを利用しますので、長時間プレイする場合でも損失のリスクを抑えることができます。
コツコツと利益を出し、損失が出た場合は素早く回収できるのです。オンラインカジノで損したくない人、堅実に利益を出していきたい人に2in1法は向いていますね。
2in1法のデメリット
では次に、2in1法のデメリットの法も確認していきましょう。
- 連敗しないと2in1法は使えない
- 連敗が続くと回収が困難になってしまう
- ランドカジノでは使えない
連敗しないと2in1法は使えない
これはデメリットなのか微妙なところですが、連敗しない限り2in1法を使うことはできません。
もちろん連敗なんてしない方が良いのですが、もし2in1法を実践してみたい人にとってはデメリットになってしまいます。
つまり、使うタイミングが限られているということです。余り2in1法に固執せず、その状況に合った攻略法を覚えておく必要があります。
連敗が続くと回収が困難になってしまう
2in1法は損失を回収することに長けていますが、それでも連敗が続いてしまうと回収が困難になってしまいます。
もちろん、長時間2in1法を使ってプレイできるのであれば最終的に回収することも可能ですが、仮に10連敗以上してしまうと回収に時間がかかってしまいます。
そのような場合、損失を回収できないままゲームを終了しなくてはいけないこともあるでしょう。
自分のプレイ可能時間を頭に入れておかないと、2in1法を使っても損失が大きいまま終了ということもあるのです。
ランドカジノでは使えない
2in1法は、基本的にメモを使わなくてはいけません。
記憶だけを頼りにしていては、いつか数列にミスが出てきてしまうでしょう。
しかし、ランドカジノではあらゆるメモを禁止していることがほとんどです。禁止されているのにメモしてしまうと、即刻出禁になってしまうでしょう。
勝利金もすべて没収になってしまいます。
そのため、よほど記憶力に自信がある人はランドカジノで使っても良いですが、2in1法はオンラインカジノで使うものだと覚えておきましょう。
上手く使っていくには
最後に、2in1法を上手く使っていくコツをいくつか紹介します。
- 手順を間違えないようにする
- 損切りポイントを自分で決めておく
- 他の攻略法と併用する
手順を間違えないようにする
2in1法は、手順自体はシンプルで比較的利用しやすい攻略法です。
しかし、どこかで手順を間違えたり数列を間違えたりすると、2in1法を完遂したはずなのに損失が回収できていないこともあります。
そのため、まずは2in1法の手順やルールをしっかりと頭に入れておきましょう。モンテカルロ法ほどの複雑さもありませんので、オンラインカジノ初心者でも問題なく覚えていくことができます。
損切りポイントを自分で決めておく
「攻略法を使う=必ず勝てる」というわけではありません。2in1法も損失の回収に特化はしていますが、確実に回収できるわけではないのです。
「何回も繰り返していたらいつかは…」という気持ちはギャンブルにおいて弱点になってしまいます。冷静な判断ができなくなってしまっては、せっかくの2in1法も無意味になってしまうでしょう。
そのため、自分なりの損切りポイントを作っておくことをおすすめします。
損切りポイントの決め方は自由です。
「〇連敗したら辞める」でも良いですし、「損失が〇〇ドルに到達したら辞める」でも構いません。
大事なのは、決めた損切りポイントに達したら確実に辞めるという意思です。最初は難しいかもしれません。
なので、最初は損切りポイントを軽めに設定してみましょう。それこそ5連敗や50ドルなどでも大丈夫です。慣れてきたら損切りポイントを変更してみましょう。
他の攻略法と併用する
2in1法は、損失の回収には向いていますが利益を出すのには向いていません。損失の回収に関しても金額によっては回収が難しくなってしまいます。
そのため、2in1法と使う際には他の攻略法と併用するのが基本です。
損失の回収にだけ2in1法と使う、2in1法でも回収できない金額になったら一気に回収できる攻略法に切り替える、損失を回収し終えたら利益優先型の攻略法を使うなどです。
例えば、2in1法を使って15連敗して回収に時間がかかると判断したらモンテカルロ法やマーチンゲール法に切り替えるような感じです。
もちろん、それぞれの攻略法の特徴や手順などをしっかりと頭に入れておく必要があります。そのため、2in1法と併用するのはオンラインカジノに慣れた上級者から始めることをおすすめします。
初心者はまず、2in1法含めた攻略法を一つ一つ覚えた上で併用を検討していきましょう。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- 2in1法はモンテカルロ法を改良した攻略法
- 損失の回収に特化している
- 手順は簡単だがメモを取る必要がある
- 他の攻略法と併用することで効率よく稼げる
2in1法についてまとめてみました。
基本的なやり方などは難しいとこがなく、メモさえ残せれば初心者からでも使っていくことができます。
使えるゲームもバカラやブラックジャック、ルーレットなど複雑なものはありません。損失回収に特化した攻略法のため、他の攻略法と併用することを忘れずに実践していきましょう。