カジノには多くの攻略法があります。カジノ全般に使える攻略法もあれば、特定のカジノゲームに特化した攻略法もあります。
今回解説するのは、ベット額を上下することで利益を出す「モンテカルロ法」です。
モンテカルロ法がどんな攻略法なのか、どういったやり方なのかを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
カジノにおけるモンテカルロ法とは
モンテカルロ法とは、カジノ全般におけるシステムベットの一つです。
あくまでベットの方法を状況によって変更するためルールに則った攻略法になっています。
そのため、モンテカルロ法を使ったとしてもカジノを出禁になったり賭け金が回収されることはありません。
このモンテカルロ法最大の特徴は、もし負けたとしても損失を低くして最終的に利益に繋げれる可能性が高いという点です。
ただし、数列を頻繁に使うことや計算が必要になるため慣れるまでに少し時間がかかりますが、カジノで勝つためにも覚えてほしい戦略の一つとなっています。
モンテカルロ法は「負けにくさ」を重視した戦略
モンテカルロ法は、決して勝ちやすさを重視した戦略ではありません。
普通にカジノで遊んだ方が大勝する可能性はあります。
しかし、モンテカルロ法を使うと「負けにくくなる」ため、勝率のみを考えたら圧倒的に高いと言えるです。
つまり、短時間でカジノで大勝するには向いていない戦略ということになります。
カジノで一攫千金を狙うタイプよりも、負けを減らしてコツコツ利益を上げていくカジノプレイヤーに向いている戦略です。
だたし「負けにくい=負けない」というわけではありません。
カジノにおいて必勝法が存在しないのと同じように、モンテカルロ法を使いこなしたとしても負けるときは負けます。
あくまで勝率を上げるための「戦略の1つ」だと思うようにしましょう。
バランスを考えることで勝率は上がる
モンテカルロ法は、短時間で一攫千金を狙うような戦略ではありません。
負けを抑えて利益を出すという行為を長期的に行うことでトータル収支を上げていく方法になります。
そのため、まずは「4回に1回勝つこと」を目指しましょう。
詳しい手順などは後述しますが、数列から数字を消すことができれば利益が出ます。
負けると数列に数字が1個増えますが、勝てば数字は一気に4つ消えるのです。
そのため、単純に4回に1回でも勝てば負けを取り戻すことができるのです。
勝率で言えば「25%」で良いということです。大げさに言うと20勝80敗でもモンテカルロ法では利益になります。
もちろん勝ちが先行した方が良いですが、最終的に勝率25%を目指せば良いためプレイヤーとしても気持ちが楽です。
ゲームの流れや波も大事ですが、何よりも勝率のバランスを意識することが大事となります。
因みに、モンテカルロ法で用いられるカジノゲームは基本的に「勝率約50%の2倍配当」か「勝率約33%の3倍配当」になりますので、勝率25%に近付きやすくはなっています。
メリット・デメリット
では、カジノでモンテカルロ法を使うメリットやデメリットはあるのか解説します。
それぞれメリットとデメリットを羅列しますので、一度確認してみましょう。
モンテカルロ法を使うメリット
- 仮に負けが続いたとしてもベット額の上り幅が低く長期的に遊ぶことができる
- メモを取るという行為をするため、ランドカジノよりはオンラインカジノで使うと効果的
- 攻略法の中でもリスクとリターンのバランスがとれている
- カジノのルール内での攻略法なので「カジノを攻略している気分」になれる
- 長期的に続けていくことで利益が安定し、大負けするというリスクを最小限に抑えられる。
モンテカルロ法は、とにかく長期的に実践していくことが重要な戦略です。
他の攻略法と違って短時間で大勝することはできませんが、トータルでみた際に利益を出しやすいのはモンテカルロ法だと言えます。
モンテカルロ法を使うデメリット
- 慣れるまで時間がかかり、メモする道具やアプリ・ツールが必要になる
- 連敗する可能性の方が高く、投資を回収するのに時間がかかったり回収できないこともある
- 2倍配当でモンテカルロ法を使う場合に利益とならないことがある
- カジノによってはシステムベット全般を禁止していることがある
- 膨大な試行回数によって効果が上がるため長期的な戦略になってしまう
- 勝ちと負けを繰り返すとカジノが定めたテーブルリミットに引っかかることがある。
デメリットに関しては、最後の方に「モンテカルロ法の注意点」の方でも詳しく解説していますので、そちらの方も確認してみましょう。デメリットをいかに回避するかがモンテカルロ法で勝つために必要になってきます。
手順の解説
ここからは、モンテカルロ法をどのように行っていくのかを解説していきます。
モンテカルロ法を使う場合は、「ヨーロピアンルーレット」もしくは「フレンチルーレット」を選ぶようにしましょう。
なぜなら、この2つのルーレットは「00」が存在しないため、アメリカンルーレットと比べて当たる確率が高いからです。
カジノには多くのカジノゲームが並んでいて迷うと思いますが、モンテカルロ法を実践するのであればゲーム選びも大事になります(※メモする必要があるため筆記用具を用意する)。
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紙に「1 2 3」と記載し、両端にある「1」と「3」を足した「4ドル」をダース・カラムの3倍配当にベット
この状態で当たった場合、この数列の両端2つずつ数字を消去します。
つまり、すべての数字が無くなるわけです。この状態だとモンテカルロ法成功となり利益になります。 -
もしハズレた場合は、前回の数列に「4」を加えて「1 2 3 4」という数列にし、両端である「1」と「4」を足した「5ドル」を3倍配当にベットする
この状態で当たった場合、前回の例と同じように両端の数字を消去します。
つまり、「1 2」と「3 4」を消すため数字がすべて消えてモンテカルロ法成功で利益になります。 -
これを外した場合、前回の賭け金である「5」を加えて「1 2 3 4 5」という数列にし、両端である「1」と「5」を足した「6ドル」を3倍配当にベットする
この状態で当たった場合、「1 2」と「4 5」を消去します。すると「3」だけ残りますが、数字が1つだけ残っている状態もモンテカルロ法は成功となるので利益が出ます。
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これを外した場合、前回の賭け金である「6」を加えて「1 2 3 4 5 6」をいう数列にし、両端である「1」と「6」を足した「7ドル」を3倍配当にベットする
この状態で当たった場合、「1 2」と「5 6」を消去します。すると「3」と「4」が残ります。
数字がすべて無くなるか1つ残りになるまでモンテカルロ法は続けますので次のターンに続きます。
※外れた場合は「7」を数列に加えて同じように続ける -
残った「3」と「4」を足した「7ドル」を3倍配当にベットします。
この状態であたった場合、数字がすべて無くなるためモンテカルロ法成功で利益が出ます。 -
これを外した場合、前回の賭け金である「7」を数列に加えて「3 4 7」とします。
そして両端である「3」と「7」を足した「10ドル」で3倍配当にベットする。
こちらが当たった場合も数字がすべて無くなるためモンテカルロ法成功で利益が出ます。 -
これを外した場合、前回の賭け金「10」を数列に加えて「3 4 7 10」とします。両端である「3」と「10」を足した「13ドル」で3倍配当にベットする
こちらが当たった場合も数字がすべて無くなるためモンテカルロ法成功で利益が出ます。
このように、数字がなくなるか1つになるまで続けていくのがモンテカルロ法の手順になります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば簡単にメモを取ってそのままベットできるようになります。
まずはどのカジノゲームで使えるのか、そして賭け方と辞め時を覚えるようにしましょう。
カジノでモンテカルロ法を使う際の注意点
モンテカルロ法の流れが分かったと思いますが、最初に書きましたがモンテカルロ法は必ず勝てるわけではありません。
それに加えて、しっかりとモンテカルロ法の特徴をおさえてないとどんどん負けが大きくなってしまします。
そのため、以下の4つのことに気を付けてモンテカルロ法を使っていきましょう。
- 流れがないと損失を戻すことが難しい
- 勝ちと負けを繰り返す場合、賭け金がどんどん大きくなってしまう
- テーブルリミットの存在
- 2倍配当でモンテカルロ法を使用する場合
流れがないと損失を戻すことが難しい
モンテカルロ法の性質上、連敗が続いてしまうと投資額を取り戻すのが困難になってしまうことがあります。
モンテカルロ法の数列がすべて無くなるか1つになるまで続けるため、仮にカジノをプレイし始めて初っ端から10連敗してしまうと数列も13個になってしまいます。
仮に次の勝負で勝ったとしても数列は9つも残ってますし、次の勝負でも勝てるとは限りません。
流れが悪いと感じたら途中でモンテカルロ法を使わずに他のカジノゲームや攻略法に移った方が良いでしょう。
勝ちと負けを繰り返す場合、賭け金がどんどん大きくなってしまう
モンテカルロ法は賭け金もそこまで大きくならず緩やかに進んでいく戦略ですが、モンテカルロ法が最大限に効果を発揮するのは勝率約33%、つまり1/3で勝てるカジノゲームとなります。
単純計算ですが、2/3(67%)は負ける勝負をしなくてはいけません。
モンテカルロ法の基本数字は「1 2 3」から始まるため賭け金の増加は1単位ずつです。
しかし、勝ちと負けの繰り返しによって3単位になったり5単位になったりします。
モンテカルロ法で利益が出ない場合、賭け金が毎回30ドルずつ増えていくことだって考えられるのです。
勝利と連敗を繰り返している状態で、その日の内に利益を出そうと考えた場合、毎回100ドルずつ増える状況になることだって考えられます。
最終的に賭け金がすべて無くなることだって可能性としては充分に考えられるのです。
負けにくい攻略法という強い思い込みのままで続けてしまうと破産してしまう可能性もあるため、どのタイミングで見切りをつけるか自分の中で決めておきましょう。
テーブルリミットの存在
カジノゲームには、それぞれ「テーブルリミット」というものがあります。
そのカジノゲームで賭けられる金額の設定のことです。同じカジノゲームだったとしてもカジノ店舗が違えばリミットも変わってきます。
最少額ベットのことを「ミニマムベット」と呼び、最大額ベットのことを「マキシマムベット」と呼びます。
これらのリミットはカジノ側が決めることですので、プレイヤー側はカジノが提示したルールを守る必要があります。
例えば、3倍配当のマキシマムベットが「200ドル」のルーレットをプレイしていたとします。
モンテカルロ法を実践して勝利と負けを繰り返している内に、賭け金を210ドルにしなくてはモンテカルロ法が使えなくなったとします。
その場合、マキシマムベットが200ドルのため210ドルでベットすることができません。
つまり、モンテカルロ法は使えないというわけです。ランドカジノやオンラインカジノを利用する場合は、まずこのリミットを確認するようにしましょう。
2倍配当でモンテカルロ法を使用する場合
モンテカルロ法は勝率33%の3倍配当で効果を発揮すると書きましたが、2倍配当でもモンテカルロ法を使うことはできます。
しかし、3倍配当と同じ手順でモンテカルロ法を実践すると2倍配当で数字がすべて無くなったとしても利益が出ないのです。
損失額の回収、利益の確保が目的のモンテカルロ法において利益が出ないのでは意味がありません。
そのため、2倍配当でモンテカルロ法を実践する場合は、消去する数字の数を「2→1」にしましょう。
つまり、「1 2 3 4 5」の数列で勝利した場合、3倍配当であれば「3」だけ残りますが、2倍配当の場合は「2 3 4」だけ残って次の勝負をするということです。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- モンテカルロ法とはカジノゲームで使える攻略法の1つ
- ベット金額を変えることで利益を出していくのがメインの流れ
- おすすめのカジノゲームは「ヨーロピアンルーレット」か「フレンチルーレット」
- ルーレットの3倍配当を狙うのがおすすめ
- モンテカルロ法にはベット方法など注意点もあるので事前に確認
モンテカルロ法は単純なやり方に見えて数列のメモなどが必須の攻略法です。
最初は慣れるまでに時間がかかると思いますが、カジノで利益を上げていくには必要な知識となります。
まずはルーレットで基本的なやり方を覚えてから他のカジノゲームでも実践してみましょう。
オンラインカジノなどでも使ってみることをおすすめします。