オンラインカジノには多くのカジノゲームが用意されています。
ブラックジャックやポーカーのように誰もが知っているようなカジノゲームもありますが、中には聞いたこともないカジノゲームもあります。
今回はその中から「モノポリー(monopoly)」というゲームについて解説していきましょう。
元からモノポリーを知っている、好きだという人はぜひオンラインカジノでプレイしてみてください。
モノポリーって何?
モノポリーというゲームを聞いたことがある人は多いと思いますが、実際にどんなゲームなのか知らない人も多いでしょう。
モノポリーとは、ボードゲームの一種で「陣取りゲーム」のようなものです。
サイコロを振り、出た目を進んで止まったマスによって様々な行動をします。物件や会社を購入り、それを増やしたり大きくしたりして自分の資金を増やしていきます。
そして、他のプレイヤーを破産にすることができれば勝ちとなるのが基本ルールです。
盤面だけを見たら日本でもメジャーなボードゲームでもある「すごろく」を思い浮かべるでしょう。
最初は少し複雑で計算も必要になるため敷居は高めですが、慣れてしまえばすごろく以上の中毒性を感じることができます。
FXや株式投資などが好きな人にもおすすめできるゲームです。
そんなモノポリーをオンラインカジノで遊ぶことができるのですが、どのような違いがあるのでしょうか。
ボードゲームのモノポリーとオンラインカジノのモノポリーの違い
オンラインカジノで遊べるモノポリーは通常のモノポリーと少しルールが違います。
まず、オンラインカジノのモノポリーに陣取りはありません。サイコロの目で進んでいくだけなので、まさにすごろくのような感じです。
それに加えて、モノポリーのようなプレイ画面に移行するためには、「ルーレット」に当選する必要があります。
次の項目でオンラインカジノのモノポリーの遊び方を見ていきましょう。
モノポリーってイカサマされないの?
オンラインカジノなどのギャンブルに「イカサマ」や「不正行為」というイメージは付き物と言えるでしょう。
まず大前提として、オンラインカジノは「運営ライセンス」というものを国や政府から発行してもらっています。
これがないとオンラインカジノを運営すること自体できません。
このライセンスを取得するためには、厳しい審査をクリアする必要があるためオンラインカジノ自体がイカサマなどの不正行為をすることはありません。
それに加えて、モノポリーは「ライブカジノ(Live Casino)」の一種です。
プログラムでルーレットを回すのではなく、リアルタイムで司会者などがルーレットを回してくれます。
最低でも1回転以上するように回していますので、毎回狙った数字が出るようなこともありません。
「力加減やタイミングで調整しているのでは?」と感じるかもしれませんが、最大54個もある選択肢の中から狙ったとこに停止させることは至難の業と言えるでしょう。
オンラインカジノでのやり方・遊び方
ここからは、オンラインカジノのモノポリーのやり方・遊び方を解説していきます。ルール自体は簡単ですので、流れを覚えて実際にオンラインカジノで遊んでみましょう。
①ルーレットでどのポケットに入るか予想する
モノポリーの中心には大きな特別ルーレット(ホイール)が映し出されており、カジノゲーム「ルーレット」と同じように6つのベットエリアがあります。
【ベットエリアの表記】
- 「1」
- 「2」
- 「5」
- 「10」
- 「2Roll(ロール)」
- 「4Roll(ロール)」
上記の6種類に加えて「?」というエリアもあり、すべて合わせて54個のマスが用意されています。
この6つのポケットの中のどれに入るかを予想してチップを置きベットします。
一点賭けでも良いですし、複数のエリアにベットすることも可能です。ベットが完了すればルーレットが回り始めます。
②ルーレットの結果によって配当が変わる
ルーレットが回り、矢印が止まった場所が結果となります。ベットした的と一致すれば当選となり、エリアによって配当や流れが以下のように変わります。
【結果による配当(1ドルベットの場合)】
- 「1」→ベット額+ベット額×1=2ドルの配当
- 「2」→ベット額+ベット額×2=3ドルの配当
- 「5」→ベット額+ベット額×5=6ドルの配当
- 「10」→ベット額+ベット額×10=11ドルの配当
- 「2Roll」→ボーナスゲーム
- 「4Roll」→ボーナスゲーム
- 「?」→ボーナス付与された状態でルーレットがもう一回回る
「1」に当選すれば±0となり、それ以外のマスで当選すれば利益が出るようになります。
特徴的なのが「?」で当選した場合で、「賞金が追加される」もしくは「配当の倍数が増加する」のどちからが付与された状態でルーレットを回すことができます。
もちろん、その状態で的中すれば通常よりも大きな金額が支払われるようになります。
③ボーナスゲーム(2Roll・4Roll)
「1」「2」「5」「10」にルーレットが止まった場合、その時点でゲームは終了して次のゲームへと移行します。
しかし、「2Roll」と「4Roll」でルーレットが止まり、そこにベットしていたのであればボーナスゲームがスタートします。
ここでは、モノポリーのメインキャラクターである「ミスターモノポリー」が表れ、ゲームを進めていくようになるのです。
④サイコロを振る
ボーナスゲームでは、まずはサイコロを2個振ります。
もし「2Roll」に当選すればそれを2回、「4Roll」に当選すれば4回振ることが可能です。
振った2個のサイコロの合計目だけミスターモノポリーがマスを移動し、停止したマスに記載されている配当を得ることができます。
そのため、多くのサイコロを振れる「4Roll」に当選した方が配当が大きくなる可能性が高いです。マスの奥に行けば行くほど配当が大きくなるという性質も相まっています。
もし振った2個のサイコロの出目が「1・1」や「5・5」のようなゾロ目だった場合、サイコロを振れる権利が1回分増えるためお得です。
ゾロ目が続けば奥のマスへ行ける可能性も増えていきます。
ただし、配当も何もない空白マスもあるため、確実に配当を得ることができるというわけではありません。
それに加えて、「2Roll」と「4Roll」は当選率が低いため積極的に狙っていけるようなものでもないことは覚えておきましょう。
⑤特殊マスについて
オンラインカジノのモノポリーには、ボーナス時に限りいくつかの特殊マスが用意されています。
すごろくのように特殊なイベントが発生するのですが、中にはプレイヤーに対してダメージになるものもあるのです。
【特殊マスの内容】
- 無料駐車場:マスに記載されている配当を貰い、サイコロを1回分無料で振れる
- 税金:次に停止するマスの配当が減る
- 刑務所:次に振るサイコロの出目がゾロ目にならないと移動できなくなる
無料駐車場に停止すればするほど大きな配当を得ることができますが、刑務所に停止してしまうろ移動するのが難しくなってしまいます。だからこそ、ボーナスゲームのサイコロ振りは手に汗握るのです。
オンラインカジノのモノポリーで使える攻略法
ここからは、オンラインカジノのモノポリーで使える攻略法について解説していきます。攻略法と言っても難しいものはありません。オンラインカジノ初心者でも慣れれば問題なく使っていくことができます。
ハイリターンハイリターンなボーナス狙い
モノポリーで大きく稼ぐために必要不可欠なのが、「2Roll」か「4Roll」を当選させて突入させるボーナスゲームです。
全54個あるポケットの中で、「2Roll」は3個、「4Roll」は1個しかありません。的中率で言うと、5.5%と1.8%です、合計しても7.3%しかありません。
約14回に1回の確率でしか当選しないのです。
そのため、積極的に狙うにしても「外れること前提」と考えておいた方が良いでしょう。しかし、当選したときのリターンは非常に大きいです。
ローリスクローリターンなベット法で安全に稼いでいく
モノポリーには54個の的があり、その中で「1」は22個、「2」は15個、合計で37個を占めています。
そのため、「1」と「2」にベットするだけで勝率は70%近くになるのです。
上記のハイリスクハイリターンの逆と言えますね。例えば、それぞれ10ドルをベットしたとします。
【1と2に10ドル(合計20ドル)ずつベットした場合の損益】
- 「1」に的中した場合:20ドルの配当(損益0)
- 「2」に的中した場合:30ドルの配当(利益10ドル)
- どちらも外した場合:配当なし(損失20ドル)
このように、「2」に当選しないと利益は出ません。しかし、モノポリーは基本的に「1」に的中することが多いです。
つまり、損益0のままモノポリーを遊ぶことができます。
資金状況は変わりませんが、「2」が当選するまで続ければ良いのです。
仮にどちらも外した場合にはベット分の損失が出てしまいますが、よほど大きな金額にしなければ大した打撃にはなりません。
このように、モノポリーをローリスクローリターンな方法で遊ぶこともできるのです。
流れを読むために回さないという判断
モノポリーに限らず、ギャンブルには波や流れというものがあります。
オンラインカジノで遊んでいれば、「今は勝ちが続いてて流れがあるから大きく賭けてみよう!」と感じる瞬間があるでしょう。
逆に、「流れが悪くて連敗しそう…」と感じることもあります。
そのように感じた際には、ゲームを一度キャンセルして様子見することをおすすめします。オンラインカジノで勝つためには、勝ちを大きくするよりも負けを小さくする方が重要なのです。
そのため、「稼ぐチャンスを逃したのではなく資金を大きく減らす危険を回避した」と思うようにすれば気持ちも楽になります。
とくにモノポリーの中でも配当の大きい「2roll・4roll」は外すことの方が多いです。
熱くなって勢いのまま賭けてしまっては資金を大きく減らしてしまうこともあるでしょう。そのため、大きな金額をベットするときのことを考えて波や流れを履歴などで確認していくのです。
オンラインカジノ初心者に波や流れを感じることは難しいかもしれません。
まずは、小さいベットで色々なカジノゲームで遊んでみましょう。とくにバカラやルーレットなどはルールが単純で波や流れを見るのに最適です。
ただし、ギャンブルに確実というものはありません。波や流れがあったとしても当然ですが外れることもあります。あくまで一つの指標として利用していきましょう。
マーチンゲール法も使えるが注意しなくてはいけない
オンラインカジノの攻略法の中でも高い勝率を誇り、オンラインカジノ初心者でも簡単に使っていくことのできる「マーチンゲール法」はモノポリーでも活用することができます。
やり方としては、そのゲームに負けたら次のゲームは倍のベット額にするだけです。その状態で勝利すれば、今までの負け額を一気に取り戻せるため利用者も多い攻略法と言えるでしょう。
モノポリーにも「1」の的を的中させることで2倍配当が発生するためマーチンゲール法が使えるように思えますが、モノポリーにマーチンゲール法は向いていません。
なぜなら、他の2倍配当と勝率に大きな差があるからです。先ほども書きましたが、マーチンゲール法は前のベット額を倍にしていきます。
そのため、どこかで必ず勝つ必要があるのです。では、それぞれの勝率を見てみましょう。
【2倍配当のあるカジノゲームの勝率】
- バカラ:44.62%
- ルーレット:48.65%
- ブラックジャック:50%
- モノポリー:40.74%
このように、モノポリーだけ勝率が非常に低いということが分かります。
54個ある的の中で「1」の的が22個しかないため確率上では約40%ほどになってしまうのです。
「40%と50%ってそんなに変わるものなの?」と思うかもしれませんが、長期的に見れば大きな差になります。
それぞれのカジノゲームを1000回プレイすれば40%で400勝、50%で500勝と単純計算で100勝もの差があるのです。
1回でも勝てれば今までの損失が返ってくるマーチンゲール法ですが、勝率が40%であれば5連敗くらいなら現実的に起こってしまいます。
そのため、テーブルリミットに到達してマーチンゲール法で回収することが不可能になってしまうことも考えられるのです。
「絶対に使ってはいけない!」とまでは言いませんが、マーチンゲール法に適したカジノゲームは他にあるのでそちらでの利用を検討してみましょう。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- モノポリーとはボードゲームの一種
- オンラインカジノで遊べるモノポリーはルールが通常のゲームと違う
- ルール自体はシンプルなためオンラインカジノ初心者にもおすすめ
- ボーナスゲームにいかに突入させるかがコツ
- モノポリー専用の攻略法はないが、色々な攻略法を採用することが可能
オンラインカジノのモノポリーについてまとめてみました。
モノポリーはオンラインカジノのゲームの中でもハマる人はとことんハマるタイプのゲームです。
ルールは非常にシンプルですし、ベットも毎回自分で決めれるため状況によって変えれるのは特徴的と言えるでしょう。ベラジョンカジノやチェリーカジノなど様々なオンラインカジノに導入されています。
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