カジノの王様と言えば「バカラ」です。
ルールも勝敗の付け方も非常にシンプルで、ランドカジノだけでなくほとんどのオンラインカジノでバカラをプレイできます。
そんなバカラの中にも複雑なルールが一つあり、それが「3枚目が配られる条件(ルール)」です。
この条件(ルール)を理解することでバカラの勝率を上げることができます。
この記事を最後まで読んで覚えて覚えてくださると幸いです。
バカラの基本的なルールについて
まずは、バカラの基本的な遊び方や勝敗の付け方などのルールについて解説していきます。
これらを知ることによって、3枚目が配られる条件を理解しやすくなるからです。
バカラの簡単な流れ
「プレイヤー(Player)」が勝つか「バンカー(Banker)」が勝つかを予想してベットします。
その後、ディーラーが両方にカードを2枚ずつ配り、そのカードの合計の下一桁目が「9」に近い方が勝ちです。
つまり、プレイヤーのカードの合計が「14」でバンカーのカードの合計が「8」だった場合、4対8ということでバンカーの勝利になります。
その際に、バンカーに賭けていれば配当が貰えるという流れです。
引き分け(タイ)だった場合に限り賭け金は戻ります(引き分けに賭けることも可能)。
基本的には2枚での勝負になる
バカラでプレイヤー・バンカーともに最初に配られるカードの枚数は2枚です。
基本的にはこの2枚で勝負が着くことが多いのですが、ある条件が発生することで3枚目が配られます。
そこにバカラならではの楽しさや読み合いがあるのです。ちなみに、4枚以上配られることはなく最高でも3枚での勝負になります。
バカラにおける3枚目の条件について
では、本題の「バカラにおける3枚目の条件」について解説していきます。
3枚目はプレイヤー側にもバンカー側にも配られる可能性があるので、それぞれの条件を覚えておきましょう。
共通で配られない条件
3枚目が配られる条件があるのと同時に、プレイヤー側にもバンカー側にも共通して3枚目が配られない条件もあります。
「ナチュラル8」「ナチュラル9」
2枚配られた時点でどちらかの合計下一桁目が「8」もしくは「9」が出た勝負です。
これれらは「ナチュラル8・ナチュラル9」と呼び、「8か9が出た時点で勝敗が決まる」というバカラのルールに従ったものとなります。そのため、3枚目が配られることは絶対にありません。
【例】
プレイヤーのカードが4と5の「ナチュラル9」でバンカーのカードが3と5の「ナチュラル8」だった場合、その時点でプレイヤーの勝ちとなり3枚目は配られず終了になります。
共に「6」か「7」だった場合
上記の「ナチュラル8・ナチュラル9」の方が見かける確率が高いため忘れがちですが、プレイヤー側もバンカー側も合計下一桁目が「6」か「7」だった場合もその時点で勝敗が決するため3枚目が配られることがありません。
プレイヤー側に3枚目が配られる条件
ここからは、3枚目が配られる条件と場面について見ていきましょう。
まずは、プレイヤー側に3枚目が配られる条件です。それは、「プレイヤー側のカード合計下一桁目が5以下だった場合」となっています。
【例】
プレイヤーのカードが2と2の「4」でバンカーは3と3の「6」だった場合、プレイヤー側には3枚目が配られてバンカー側の「6」を超えれるかの勝負になります。
バンカー側に3枚目が配られる条件
バンカー側に3枚目が配られる条件は少し複雑で、プレイヤー側の3枚目のカードによって配られる(ヒット)か配られない(スタンド)かの基準が決まります。
まず、元から数字の合計下一桁目が「7以上」だった場合は、プレイヤー側の3枚目が何であっても配られることはありません。
バンカーの数字が「6以下」の場合に限り、プレイヤー側の3枚目のカードによって決まります。ここが少し複雑なので以下の画像を見て徹底して覚えましょう。
カウンティング
バカラで3枚目が配られる条件を覚えておくことで勝負のハラハラを味わえれるだけでなく、バカラの勝率を上げるために活用することもできるのです。
その技術こそが「カウンティング」というもので、バカラで勝つためには覚えておくべきポイントでもあります。
カウンティングとは
カウンティングとは、これまでの勝負で使用されたカードを数えることで「シュー」の中に残っているカードの枚数や数字を把握することです。
バカラではよく見られる光景の一つに、プレイヤーが連勝し続けたり、交互に活用になったりと、法則性だったりギャンブルの波・流れがあります。
もちろん本当に波ということもありますが、シューに残っているカードの偏りや種類によって発生する現象でもあるのです。
どちらが勝ちやすいかの予想に使える
シューの中にどの種類のカードが残っているのか把握できるということは、どのタイミングでどのカードが出やすいかを予想しやすくなるということです。
例えば、「5」のカードがシューの中に1枚しか残っていないと分かっていれば「5」の数字をある程度、度外視して勝負に移れるということです。
しかし、カウンティングしないとすべてのカードが出てくることを前提として予想しなくてはいけなくなります。この差はバカラにおいて大きいのです。
例えば、シューの中に「4」以下の数の低いカードが多いとプレイヤー側が有利になります。
なぜなら、数の低い数字が多いということはそれだけ「10」を超える可能性が低いということです。
「10」を超える可能性が低いということは、それだけバカラで最強の数字「9」に近付ける可能性が高いということに繋がります。
プレイヤー側の最初の2枚が「5」だった場合、「4」以下のカードがシューの中に多いとかなり有利になりますよね。
逆にバンカー側が有利な状況もあり、カウンティングを活用するためにもバカラにおける3枚目の条件を覚えておく必要があるのです。
3枚目が配られる条件のまとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- バカラは2枚で勝負が着くこともあれば3枚目で勝負が着くこともある
- バカラにおいて4枚目が配られることはない
- まずは、どちらとも3枚目が「配られない条件」を覚えることが大事
- バンカー側はプレイヤー側の3枚目の結果によって条件が変わる
- 3枚目を配られる条件を理解することでカウンティングに活用できる
バカラは非常にシンプルで初心者でも気軽に遊ぶことができます。
ベラジョンカジノやカジノシークレットなどの日本人に人気のオンラインカジノにもバカラはありますし、罫線などの攻略法で読み切って予想する楽しみもバカラの醍醐味でしょう。
今回の3枚目を配られる条件とカウンティングの基本を抑えてバカラを楽しんでください。