オンラインカジノでは、多くの攻略法が存在しています。上手く活用することで勝率と利益を上げていくことが可能です。
今回の記事では、そんな攻略法の中からブラックジャックで使える「テンパーセント法(10%法)」について解説していきます。
難しい手順などはありませんので、しっかりと読んでミスのないように実践してみましょう。
テンパーセント法(10%法)とは
テンパーセント法とは、オンラインカジノを含むランドカジノで使うことのできる攻略法の一種です。
リスクを抑えつつ大勝も望めるローリスクハイリターンな攻略法となっており、長期的な利益確保に向いています。
攻略手順も非常にシンプルで、難しい計算などもないためオンラインカジノ初心者、ブラックジャック初心者でも使っていくことも可能です。
テンパーセント法の大まかな特徴
テンパーセント法は、上記でも書いた通り「ローリスクハイリターン」な攻略法です。
詳しい手順などは後ほど解説しますが、常に「資金の10%だけをベットする」のがテンパーセント法の基本となっています。
つまり、資金が100ドルあった場合ベットするのは10ドルのみです。もし負けたら90ドルになるので、次のベットは9ドルとなっていきます。このように、よほどの連敗をしない限りテンパーセント法を続けることが可能なのです。
テンパーセント法が使えるカジノゲームについて
テンパーセント法はオンラインカジノで使える攻略法ですが、オンラインカジノには多くのカジノゲームが揃っています。
その中でも、テンパーセント法に向いているのが「ブラックジャック」「バカラ」「ルーレット」のような勝率50%・2倍配当が用意されているゲームです。今回は、その中でもブラックジャックに注目して解説しています。
ブラックジャックとは
ブラックジャックとは、プレイヤーとディーラーとの勝負になるゲームの一種です。
お互いに配られたカードの合計値が「21」に近い方が勝利となりますが、21を超えた場合は負けとなるため実質「18~21」を目指すことが重要になります。
勝者はディーラーかプレイヤーしかおらず、残っているカードにもよりますが勝率は概ね50%です。ディーラー側は強制的にカードを引いたり引けなくなったりなどの制限もあるため、プレイヤーの方が有利な場面もあります。
そんなブラックジャックの配当は基本的に2倍です。ただし、スプリットで手札を分けることで各手札で配当が発生したり、インシュランスで3倍配当、ナチュラルブラックジャックで2.5倍配当になることもあります。
引き分けだった場合は、ベット額がそのまま返金される仕様です。このように、ブラックジャックは勝率が高く2倍配当が基本のためテンパーセント法を使うのに適しているカジノゲームと言えるのです。
ブラックジャックで効率よく利益を出すには
テンパーセント法を使って利益を出すのもブラックジャックでは重要なことですが、その他にも「ベーシックストラテジー」と呼ばれる技術を使うことがブラックジャックでは重要です。
ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックを攻略することに特化した基本戦略のことを指します。ディーラー側のカードと自分のカードを比較し、「ヒットすべきか」「スタンドすべきか」を確率的に計算して表にまとめたものです。
このベーシックストラテジーとテンパーセント法を併用することで、ブラックジャックの勝率も底上げすることができます。
ベーシックストラテジー自体はブラックジャック初心者でも使うことが可能で、上級者になればなるほど上手に活用しています。
最初は表を読むのも理解するのも時間がかかると思いますので、まずはしっかりと練習しておくことが重要です。ベーシックストラテジーを覚えた上で、テンパーセント法を活用していきましょう。
テンパーセント法は違法じゃないの?
勘違いしている人も多いですが、攻略法自体は厳密に言えば違法ではありません。イカサマのように確率を変えるわけでもなく、こちらの都合の良い挙動をすることもないからです。
ただし、カジノ側が「禁止」している攻略法はあります。例えば、ブラックジャックでも使える「カウンティング」はほとんどのカジノで禁止です。
カウンティングとは、残りのカードを予測することで出目を予想する攻略法のことです。
もし残りのカードが「Aが3枚、Kが2枚、Qが3枚、10が4枚、9以下が5枚」ということを知った上で自分のカードがAだった場合、圧倒的に勝つ可能性の方が高くなります。そのため、強きの勝負にいけるということです。
これではカジノ側としても、他のプレイヤーとしても不公平になってしまいます。
そのため、カウンティングはブラックジャックを含め、どのカジノゲームでも利用禁止となっているのです。バレれば即刻出禁+資金の凍結などになってしまいます。
しかし、テンパーセント法は「システムベット」の一種です。ベットの方法で利益と損失をコントロールしているだけですので、テンパーセント法だけで他のプレイヤーと差が生まれることはありません。
ベットの仕方などで「テンパーセント法を使っているな」と思われる可能性はありますが、それを咎められることはほぼないでしょう。
ただ、オンラインカジノによっては注意される可能性も捨てきれませんので、もし注意されたら素直に辞めましょう。
テンパーセント法のメリット・デメリット
ここからは、テンパーセント法にどのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
テンパーセント法のメリット
まずは、テンパーセント法のメリットからです。
ローリスクハイリターンな攻略法である
テンパーセント法は、上記でも解説した通り常に資金の10%をベットしていく攻略法です。
つまり、全ての資金を使い果たすには大きな連敗が必要になってきます。
しかし、テンパーセント法を使うカジノゲームはブラックジャックのように勝率が高めのゲームばかりです。
そのため、大きな連敗は少なくなりますし、逆に連勝することでベット額も大きくなって配当も大きくなっていきます。これがローリスクハイリターンな攻略法と言われる所以です。
連勝時は1回当たりの利益が増える
テンパーセント法は、資金の10%をベットし続ける攻略法です。そのため、勝利して資金が増えれば、その分だけベット額も上昇します。
例えば、200ドルの資金でテンパーセント法を使う場合、最初のベット額は10%の20ドルです。もし勝利すれば、40ドルの配当となるため資金は220ドルになります。
つまり、次のベット額は22ドルとなり、それに勝利すれば44ドルの配当が生まれるのです。このように、連勝すればするほど配当が大きくなっていきます。
損失を抑えられるため長期的に遊べる
仮に連敗した場合、上記とは逆にベット額はどんどん少なくなっていきます。仮に200ドルの10%の20ドルをベットして負けた場合、次のベット額は180ドルの10%である18ドルです。
それで負けた場合、162ドルになるため次のベットは16ドルとなります。このように、連敗すれば資金は減っていくもののベット額は少なくなっていくため長期的に遊ぶにはおすすめの攻略法と言えるのです。
テンパーセント法のデメリット
次に、テンパーセント法のデメリットについても確認していきましょう。
勝敗が交互だと損失の方が大きくなる
テンパーセント法は、連勝することが利益に直結する攻略法です。しかし、ブラックジャックの勝率は50%となっているため連勝すれば連敗することもありますし、勝敗が交互になってしまうこともあります。
もし勝敗が交互になってしまうと、確実に資金は減っていくのがテンパーセント法なのです。例えば、200ドルで勝敗が交互になってしまった場合の損益を見てみましょう。
【勝敗が交互の場合の損益】
ゲーム数 | 資金 | ベット額 | 勝敗 | 残りの資金 |
---|---|---|---|---|
1 | 200 | 20ドル | 勝ち | 220ドル |
2 | 220 | 22ドル | 負け | 198ドル |
3 | 198ドル | 20ドル | 勝ち | 218ドル |
4 | 218ドル | 22ドル | 負け | 196ドル |
5 | 196ドル | 20ドル | 勝ち | 216ドル |
6 | 216ドル | 22ドル | 負け | 194ドル |
7 | 194ドル | 19ドル | 勝ち | 213ドル |
8 | 213ドル | 21ドル | 負け | 192ドル |
このように、勝敗の数が同じだったとしても損失の方が大きくなってしまうのです。そのため、どこかで連勝しなくてはいけないのがテンパーセント法のデメリットと言えるでしょう。
他の攻略法と比べると利益が出るスピードが遅い
テンパーセント法は、ベットをシステム化することによって損失を少なくすることができる攻略法です。
その一方で、連勝すれば配当も徐々に上がるものの全体的に見て利益が出るスピードはそこまで速くありません。
ブラックジャック自体は比較的スピード感もあるゲームのためそこまで気にならないかもしれませんが、他の攻略法であれば数戦で資金を倍にすることもできるものもあります。
このように、テンパーセント法は長期的な運用を考えていく必要があるのです。
ブラックジャックでテンパーセント法を使ってみよう
では、ブラックジャックにおけるテンパーセント法の手順を見ていきましょう。
①初期資金を設定する
まずは、ブラックジャックで使う初期資金を設定しましょう。設定資金の縛りなどはありませんが、負けても損失が大きくならない程度にしておきましょう。
②設定した資金の10%をベットする
初期資金を設定したら、その資金の10%をベットしてブラックジャックをプレイします。基本的にはスプリットやインシュランスは行わないようにしましょう。
③結果によって次のベット額が変わる
もし勝利した場合は、配当と現在の資金を足した金額から10%をベットして次のゲームに移ります。逆に負けた場合は、前ゲームで残っている資金の10%をベットしてゲームを続けます。
④②と③を繰り返す
基本的には、②と③を繰り返して自分が設定した利益、もしくは損失が出たらテンパーセント法は終了となります。もし損失が大きくなった場合は、他の攻略法に切り替えることも検討しておきましょう。
ブラックジャックで利用する際の注意点
ここまで解説した通り、リスクが少ないにも関わらずリターンが大きいテンパーセント法ですが、使い方を間違えると損失が大きくなってしまいます。
ここでは、ブラックジャックでテンパーセント法を使う際の注意点といくつか解説していきます。
- 資金の設定は慎重に
- 連敗した際には他の攻略法に切り替えることも視野に
- ブラックジャックの基本ルールを忘れないにする
資金の設定は慎重に
テンパーセント法は、常に使える資金の10%をベットしていく攻略法です。つまり、資金を足していけば足していくほどベット額が増えていきます。
元々100ドルの資金で始め、1回負けて90ドルになったから10ドル足して100ドルに戻すと、結局次のベット額は10ドルになってしまうのです。
このように、負けたら資金を足すというのはテンパーセント法においてはタブーであり、最初に決めた資金で進めていく必要があります。
それに加えて、資金すべてをテンパーセント法につぎ込むのもNGです。もし全資金が1,000ドルあったとしても、テンパーセント法に1,000ドルで挑んではいけません。
「ブラックジャックで使う資金は1,000ドルの中から300ドルにしておく」など、全資金からブラックジャックで使うためだけの資金を分配しておく必要があるのです。
あくまで、「失っても大丈夫な金額」を使って勝つのがギャンブルには必要なのです。
連敗した際には他の攻略法に切り替えることも視野に
テンパーセント法でもし連敗してしまった場合、利益を出すにはその連敗を超える連勝をしなくてはいけません。
なぜなら、連敗する毎にベット額が小さくなるため、勝ったとしても配当も小さくなってしまうからです。
とくに、最初から連敗した際にはテンパーセント法から、他の攻略法へシフトすることも考えなくてはいけません。ブラックジャックは勝率50%と高めですが、それでも連勝する確率はそこまで高くないのです。
ブラックジャックの基本ルールを忘れないようにする
攻略法を使う際には、その攻略法を使うカジノゲームのことも勉強しなくてはいけません。
基本ルールやベット方法、各配当などをしっかりと理解しておかないと、攻略法を間違った手順で進めていく可能性があるからです。
ブラックジャックは、ディーラーよりもカードの合計値を「21」に近付けることが全てと思ってる初心者が多いですが、実際のブラックジャックは心理戦でもあり頭脳戦でもあります。
まずは基本を抑えておきましょう。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- テンパーセント法とは、2倍配当のあるカジノゲームで使える攻略法
- ローリスクハイリターンなので初心者でも使いやすい
- 長期戦になりやすいので、他の攻略法との併用も検討する
- ブラックジャックで上手く使うには基本ルールを覚えることも重要
ブラックジャックのテンパーセント法についてまとめてみました。攻略法において、ローリスクハイリターンというのは使っていくで強みです。
しかし、リスクがまったくないわけではありませんし、勝敗の順番によっては損失も大きくなってしまいます。
まずはブラックジャックの基本ルールをしっかりと把握し、ある程度慣れてから実践してみましょう。